初雪、虹、満月

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 2026年明けましておめでとうございます。

 二日、お犬たちと散歩に出たら白いものがひらり。どうりで冷えるはず、と思いながら歩いていたらどんどん舞い出した。降る雪と空の鈍色が、ふるさとのように思われてくる。
 山陰地方の出身なので、子供の頃は一冬に数回は積もった。
 小学校の授業が雪合戦になったり。
 夜、二階のカーテンをそろりとめくると、ほの暗い街灯よりもずっと明るい真っ白な景色。静けさは積雪のしるし。雪が音を吸ってしまうような、しんしんと降る、という表現を最初に用いたのは誰だろう。

 これは初代柴犬くんと中学生くらいのわたし。実家の庭で雪の中のボール投げ。
 白いお犬も黒いお犬も、こんな雪景色は知らない。大阪に住んでいた頃、一度だけ二、三センチ積もったことがあって、その中で公園を散歩したことくらい。
 それにしても、これで交通が麻痺して通勤できなかったのには、たまげたものだった。

 三日、部屋からの景色はお天気なのに、外に出ると雨である。
 おかげで虹を拝む。
 親子連れが空を指さしたり、写真を撮ったりしている。

 七十二候の「虹始見(にじはじめてあらわる)は四月なのになあ。
 この年末年始は、ふと長兵衛のことを思い出す機会がある。そろそろ、なんとかせい、と言われているのかもしれない。
 NOVEL DAYSのPVがじわじわと伸びて、35000になりもうした。どなたが来てくださっているのか、ありがたく存じます。

 四日は新年最初の満月なのに、雲が多くて残念に思いながら夜を過ごす。
 寝る前にもう一度、と思ってベランダに出ると、切れ間から顔をのぞかせている! 

 空のこと、天気のこと、草木のこと。
 感じられるように日々を重ねていく、そんな一年にしたいと思います。
 音楽も、小説も、自然に生活の中にありますように。

 お犬ともども、本年もよろしくお願いします。

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