七月のひとりごと

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 今年も後半に突入したと思うと感慨深いですわん。

 さて六月末に大仕事を終えて無事帰還。お犬たちはペットホテルで三泊。白いお犬は二泊目からゴハンを食べなくなることが多く、元気で再会させてくださいと、それだけを神仏に願っていた。

 案の定、一日はほぼ食べず、その他の日も半分くらいしか食べずとのことで。日曜夜に迎えに行き、うちでササミを焼いたら貪るように食べてくれて一安心。その後、私が風呂から上がると、脱衣所で伏せたまま待っていた。泣ける。

sunset, 26/ 06/ 2025

 ブログでもnoteでも、創作の森で出会ったお相手に対して、自分の仕事のことを話したことがない。なんだろう。今までの自分の人生があまりにも仕事一本槍過ぎて、そこではない、本来の自分のままにしておきたい部分だったりするから。

 でも今日は勢いに任せてちょっと書く。

 理系、ということは時々明かしてたのだけれど。それでまあ一本道を突っ走ってきて、学会の大会長というものを仰せつかったのだった。今年は10年に一度巡ってくる、アジアー日本共催の年。私のボスがアジアの大会長をするにあたり、日本の方は穂音くんがやりなさいと。

 いや困る。

 学会で研究発表をしたり得意分野の講演したり、それは私の仕事の一部である。けれど学会主催となると企業に協賛をお願いしたり出資していただいたり、学会運営を行う会社などとの交渉ごとが主なミッションとなる。そんなこととはほぼ無縁で来たし、そもそも、大勢の人と交わるなんぞは苦手中の苦手である。

 出来るわけないやん。

 そこに身を置いてから一年半が過ぎて、何事も、終わるのだな、と思った。

 ちょうど、還暦を迎えた次の週のことだった。

sunrise, 28/ 06/ 2025

 人見知りするし、おうちが大好きで一日中こもっていたいし、理詰めより感覚で物事をとらえたい。

 しかしそれでは仕事にならんよ、ということで意識して変えてきた部分がたくさんある。スイッチオンしたら、そっちへ行く。戻ってきたらスイッチを切る。

 スイッチ切ることを忘れたら家電やらPCが壊れてしまうみたいに、かつて、どうしようもなく崩壊した。有り体に言えばうつ病ってやつである。うつ抜けに十年以上かかった。感覚として、道路が崩落するみたいに主要な回路が全部無くなった。

 崩落した道路と周辺の焼け野原は修復されないままで私の中に存在している。それでも新しい道路を作ることに成功したので、社会に戻ってきた。けれど、かつての道路で通った場所には、もう辿り着けない。だから「抜けた」のであって「治った」のではないと思う。

 あの回路で頭を使うことはできなくなって、他の回路でまわしているのだけれど、昔とった杵柄とやらがひょっこりと「宝箱」みたいに道端に落ちていて助かる。

 業界というやつの面白いところは、現在勤めている施設、だけに留まらない関係が構築されていく点にある。遠くにいながらも切磋琢磨してきた人たちが全国にいて、あいついい仕事してるな、自分も頑張ろう、みたいな。みんな一所懸命でやってきたよね、という暗黙の共感というか友情みたいなやつ。それが今回、打ち出の小槌のように、からんからんと学会場の内外に「気」を振り撒いてくれたのだった。

 三十ウン年間、頑張ってきたからそれがわかったのかな、と思ったら、じわっときた。

sunrise, 29/ 06/ 2025

 創作の森も同じことのような気がする。他人がどうとかではなく、己の評価に耐えうるものを創ろう、というのが見え隠れすると深いところに張られた糸が揺れる。noteを始めてみてそういう人が一定数存在するのだ、ということがわかった。そういう人たちとつながっていたいと思うし、実際繋がらせてもらえていることを、心からありがたく思う。

 あともう少しで小説が書き上がる。長編、のつもりだったけど5万字前後の中編になりそう。大仕事が終わったから、ここから全集中で。

コメント

  1. Jane より:

    大きなお役目の完遂、おめでとうございます!私も会場に忍び込んでお姿を覗き見したかったです✨
    白いお犬さま、寂しくてハンストしちゃったのでしょうか泣。でもきっとママの活躍を応援されたと思いますよ。
    うちの犬はホテルに預けてもご飯は食べますが、鼻の付け根にハゲができます……。

    • Honon Izumi Honon Izumi より:

      Janeさん

      お天気に恵まれて、参加者の皆さんにも楽しんでいただけたようでホッとしております〜。

      白いお犬、「お昼は紛れているみたいですが、夕方になると淋しくなっちゃうようですよ」と言われて、さらに涙涙です😭 鼻の付け根にハゲ、それも泣けます…

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